TMS2017
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モビリティを素晴らしい空間へ: 安全で、環境にやさしく、インテリジェントなコンチネンタルの製品ソリューション

東京モーターショー 2017:

  • 開発ゴール: 安全、環境対応、コネクテッドモビリティ、そして数百万のバイヤーが求める、誰もが手が届くモビリティへのイノベーション
  • コンチネンタルの展示テーマ: “Making Mobility A Great Place To Live” (モビリティを素晴らしい空間へ)
  •  テクノロジーカンパニーの取り組みの焦点は、車輪の上に存在する個人空間に向けた自動運転、電動化、コネクティビティ 技術

2017年10月25日、東京 自動車業界を取り巻く環境は大きく変化し、人と自動車の付き合い方も多様になっています。すでに確立されたテクノロジーや実績のあるビジネスモデルが、新しいものに代わっています。コンチネンタルは、新しいテクノロジーを導入することによって、将来的にはもっと多種多様な自動車が実現されると考えています。コンチネンタルは、東京モーターショー2017の出展スローガンとして、「Making Mobility a Great Place to Live」(モビリティを素晴らしい空間へ)を定め、モビリティにおける電動化、自動運転、接続性分野でのソリューションを紹介します。モビリティが将来的に人々の居住空間をより豊かにすることができるというアイデアです。展示ブースはシティプラザの散歩道を模しており、来場者はイノベーションの散歩道をゆっくりと進むことができるようになっています。広場では対話形式のプレゼンテーションによって、未来のストレスフリーな都市部のモビリティを疑似体験することができます。

20世紀、自動車交通に対する需要が、都市と人間の生活空間のあり方を大きく左右しました。21世紀、人々の需要が再びモビリティの焦点となり、その需要は未来のクルマにも見られます。そこでは、クルマを仕事場やリビングルームのように使い、今までにない新しい、完全なる個人空間が車輪の上に作り出されるのです。コンチネンタルのソリューションで、インテリジェントでつながるモビリティが切りひらく新たなデザインの機会をお見せします。

 新しい技術は、信頼性があるだけではなく、価格が適切で、市場と社会から受け容れられ、法的に認められなければ成功につながりません。産業界と政府・自治体が協力し、相互に同意しなければ、電動化、自動化、そしてネットワーク化されたモビリティを実現すること、そして、環境にやさしく、安全、快適な運転を実現することはできません。


イノベーションの流れ「運転支援・自動運転」

最初のイノベーションの流れは自動運転です。テクノロジーカンパニーの最新開発事例として、開発プラットフォームCUbE(Continental Urban mobility Experience)を紹介します。ロボットタクシーが公共交通機関に代わる手段として重要な役割を果たし、シームレスでストレスフリーなモビリティの実現が、都市ほど過密でないエリアや郊外での「ファーストマイル・ラストマイル問題」に対応できると考えています。専門家は、このような自律走行するシャトルフリートを積極的に利用すれば、都市部での交通渋滞が回避しやすくなるとみているのと同時に、完全自動化された車両は、公共交通と組み合わせることで、ドアからドアへのモビリティを可能にします。すでにフランクフルトで実証テストを続けているこの開発プラットフォームには、センサー類からコントロールユニット、ソフトウェアアルゴリズム、タイヤ、表面素材、ブレーキシステム、そして駆動技術にいたるまで、コンチネンタルが長年に取り組んできた多種多様なテクノロジーを使用しています。

CUbEで無人運転車両向け技術の開発を進めています © Continental AG

コンチネンタルは2012年に米国ネバダ州の公道で自動運転試験を開始し、2014年からは日本の公道でも自動運転試験を行っています。本年10月3日に発表された内閣府による戦略イノベーション創造プログラムSIP「自動走行システム」の大規模実証実験への参加を通じて、さらなる技術検証を進めます。

ブースでは、仮想現実VRグラス装着による車両コンセプトBEEの体験も可能です。BEEは、Balanced Economcy and Ecology mobility concept(経済性とエコロジー性を両立するモビリティコンセプト)の略です。BEEは英語でミツバチを意味しますが、ミツバチのように考え抜かれた群行動によって、BEEは都市部環境におけるモビリティの一部となり、大人1名または2名向け用に設計された、ストレスフリーで、快適な個々の都市移動を提供する未来志向のモビリティコンセプトを紹介します。BEEは最高時速60km、1日あたりの走行距離350kmを想定し、日常生活において、さまざまなサイズで異なる機能をもつ自律運転カーや電動式車両などの群れの一部となって、各人各様の需要に最大限に対応することを想定しています。専用アプリでユーザーの現在地に呼びだし、ほんの数分で実車が到着します。

ミツバチのように考え抜かれた群行動によって、BEEは都市部環境におけるモビリティの一部となります。 © Continental AG


イノベーションの流れ「電動化」

「電動化」エリアでは、成長市場であるEモビリティ向けのイノベーションを紹介します。新しいAllCharge充電テクノロジーは、ケーブルによる急速充電、ワイヤレスでの完全充電を実現するシステムです。コンチネンタルでは充電方式として3方面からのアプローチをとっています。ケーブル式コンダクティブチャージングでは、AC充電用のオンボードチャージャーと急速充電ステーションでのDC充電の両機能を備え、フレキシビリティを提供します。利便性を最大限に高めるため、コンチネンタルではワイヤレスの自動インダクティブチャージングの形で、更なるソリューションも提供します。すべてのシステムは、各国の要件に合わせ適合できるよう設計されています。また、効率性、柔軟性、利便性の観点でのお客様の異なる優先事項をもとに、3つの充電技術に市場を見ています。また、48ボルト技術にも焦点をあてています。48V技術は、ガソリンエンジン車にもディーゼル車にも搭載可能な、インテリジェントなハイブリッド駆動ストラテジーを可能にします。コンチネンタルのテクノロジーは、実際の市街地走行で約21%の燃費削減を実現しています。

ケーブルによる急速充電、新しいAllCharge充電テクノロジー、そして、便利なワイヤレス充電システムを紹介します © Continental

EMR3パワートレインは、高度に統合されており、特に軽量化を実現し様々な車両コンセプトに適応可能です。完全パワートレインモジュールは、新しい電気自動車モデルに容易に統合ができ、インバーター、モーター、トランスミッションをコンパクトで重量最適型のユニットに統合し、150kWのシステム重量を75kgにまで軽量化することに成功しました。1つのモジュールで320kWまで対応するユニットを自動車メーカー向けに提供します。コンチネンタルでは、数年前からEドライブシステムの量産を行っていますが、このシステムで、さらに小型で、高性能なものにしました。新しいEドライブの市場導入は、2019年に中国で予定しています。 

150kWで75kgにまで重量削減に成功しました © Continental AG

コンチネンタルは、サブフレームに統合されたEモーターマウントシステムを紹介します。エンジンマウントシステムは、電気自動車の要件に合わせ設計されており、軽量サブフレーム、エンジン、およびシャシーマウントを統合しています。エンジンマウントとサブフレームを別々に備える古典的な設計と比較して、高周波数でも最適なNVH挙動を提供します。統合型のシステムで、電気自動車の快適性要件を満たし、重量削減にもつながります。さらに、コンチネンタルでは、車内の振動を低減し、乗り心地を向上させる、全く新しい電子制御式スイッチャブルエンジンマウントを開発しました。 実証済みの軽量設計アプローチを一貫して適用し、標準型と比較し、約10%の重量削減を実現し、燃費の改善にもつながっています。


イノベーションの流れ「コネクティビティ」

東京モーターショーブースにおける3つ目の大きなトピックはコネクティビティです。コンチネンタルでは、「包括的車両コネクティビティ」というアプローチを提案しており、コネクテッドモビリティのあらゆる分野に向けたソリューションを紹介します。サービスとしてのキーポートフォリオで、車両に乗り込む前からそのアプローチは始まります。すべてのモビリティに必要となるソリューションは、自動車メーカーがあらかじめ新車に搭載する組み込み式のソリューションから、リモートクラウドキー(RCK)やレンタカーやカーシェアリングといったフリート向けのOTA Keysを含みます。接続性機能は車両に、より大きなディスプレーを必要とします。標準的なフラットなディスプレーを見るのではなく、ドライバーが車内でデジタルコンテンツを楽しむため、高品質感を復元し、古典的なディスプレーに個性を与える光学貼り合わせの3D表面ディスプレーを開発しました。将来のコックピットの裏側では統合インテリアプラットフォームが1つのハードウェアで計器とインフォテインメントの両方を実現し、将来のサービス重視型で完全に接続されたEアーキテクチャの基盤を構築します。


コンチネンタルが研究するコックピットは、各運転状況に応じて変化します © Continental AG


安全な旅に向けたタイヤのイノベーション

これらのテクノロジーは、インテリジェントなタイヤとの組み合わせで、最大限に可能性が発揮されます。ブースで紹介するContiSenseおよびContiAdaptは、開発の前段階にある新しいテクノロジーコンセプトで、タイヤとセンサー、アプリケーションを統合し、安全性と快適性の向上を目指します。対象となる車両は、将来の自動運転や自律走行車に限りません。

東京モーターショーのテーマ「世界を、ここから動かそう」に沿って、コンチネンタルは将来のモビリティのための包括的な製品、ソリューションを提示し、業界におけるリーダーシップを証明します。コンチネンタルは、モビリティを快適な居住空間へと創造されたいみなさまの先駆的なパートナーとして、 日本で、またグローバル市場で自動車メーカーの活動をお手伝いしてまいります。

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